さて、それではこのまま減少が続き、
経営学の研究室です。 かつてドラッカーは、現代の日本に対して明治維新に匹敵するような大改革が必要だと述べていた。そして現在、その大改革が始まったと認識している。それも、ただの変化ではなく資本主義という体制の変化にもかかわるほどの大きな改革である。 日本だけの問題ではなく、この改革は全世界的な流れである。異常な格差社会、難民問題、先進国の民主主義も金による横暴の前になすすべもなく、すっかり汚されてしまった。このような時代に私たちはどのように対処し、どのような経営哲学を模索すればよいのだろうか。時代の大きな流れを歴史の中から読み取り、冷静に現実を受け止めるしかない。 研究室のボス
2013年7月9日火曜日
グローバル化と人口問題
ウォールストリートジャーナル誌はアベノミクスに足りないものと して「移民の受け入れ」を指摘した。この問題は、今始めて語られたものでは無く、以前からP.Fドラッカーは著書「 ネクスト・ソサエティー」 の中で、日本は移民の受け入れについて考えなければならないときが 来る、と述べている。私も講演会などで、 たびたびこのドラッカーの指摘した移民について話を紹介してきました が、これに肯定的な意見はほとんどありませんでした。 たとえ人口の減少が起こっても、 豊かな日本を維持すべきという意見がほとんどでした。
さて、それではこのまま減少が続き、 今世紀末には今の半分の人口になった時、 果たして今のような豊かな社会を維持することが可能だと考えます か。空き家ばかりで、すべてが半分になった時、 インフラの維持さえ出来ず荒廃した社会が出来上がることになります。その時になって移民の受け入れをしても優秀な人材は得られない。 今ならばまだ、世界中から有能な人々が来てくれる。 もっと想像力を働かして次の時代に備えるために議論を始めましょう。
さて、それではこのまま減少が続き、
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