2008年12月10日水曜日

グローバル化10

日本発のグローバル企業 


 日本はいくつかのグローバル企業としてのブランドを持っている。ソニー、松下、トヨタ、日立、ホンダなどいくつもの企業が国際的な市場で活躍している。それらの企業が今、グローバル企業としてさらに飛躍しようとしている。松下はパナソニックと名前を変えて、日本から羽ばたこうとしている。ソニーもパナソニックと共同開発したブルーレイDVDを武器に、国際舞台で活躍を続けるだろう。これらの企業は日本から出て、世界中の市場を目指し活動するわけで、すでに日本の企業ではなく、世界の企業なのである。  落語の枕に「芸人に上手下手は無かりけり。行く先々の水に合わねば。」という一節がある。これからのグローバル企業は「日本の企業」などと悠長なことは言っていられない。それぞれの国の市場に合わせて、変幻自在にその形態を変えて生き残らなければならない。グローバル企業に国籍は要らないのである。

0 件のコメント: